レベル 4
【問1】
正解!

 この問題は、東回りで考える方法と、西回りで考える方法があります。
(解き方 その1……東回りで考える)
 ニューヨークが東京の東にあると考え、標準時間帯の図をよく見ると、東京とニューヨークの間には東回りで10時間の時差があることがわかります。
 1月1日の午前0時に東京を出発した飛行機は、12時間かけてニューヨークに到着したのですから、東京の現地時刻では到着時刻は午後12時です。さらに、時差の10時間分だけ時計の針を進め、ニューヨークの現地時刻での到着時刻は午後10時となります。ただし、日付変更線を西から東にまたぐので日付を1日戻し、日付は12月31日ということになります。

(解き方 その2……西回りで考える)

 西回りで考えた場合、東京とニューヨークの時差は14時間です。1月1日の午前0時に東京を出発した飛行機が、12時間かけてニューヨークに到着したのですから、東京の現地時刻では到着時刻は午後12時です。さらに、ニューヨークは東京の西にあると考えて、時差の14時間分だけ時計の針を戻し、到着時刻はニューヨークの現地時刻で午後10時となります。日付については、計算の過程で、時計の針が午前0時を越えて戻すことになるので、前日の12月31日であることが分かると思います。

           答え:A 12月31日の午後10時